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WB-ES型炉筒煙管式ボイラーは、缶体は通常丸缶(マルガマ)と称される円筒形をなし、おおまかに炉筒と、炉に繋がる円形の後部燃焼室を第1回路(1パス)、折り返して細い煙管群を通じて前部煙室に達する第2回路(2パス)、反転して太い煙管群を通して後部煙室に至る第3回路(3パス)、さらに同煙室で反転し前煙室内の仕切られた部分に達する第4回路(4パス)と燃焼ガスは、ボイラー本体内を炉筒、2,3,4パスと順次速度をあげて通過いたします。ボイラー本体内を通過した燃焼ガスは、さらに前部煙室内に設けられた鋼管式の空気予熱器をとおり、燃焼用の空気を暖めてから、ボイラを出て煙道を通して排出されます。 | |||||||||
このように燃焼ガスの流速は高速になるほど、熱伝達が大きくなります。したがって、当社のWB-ES型は、多くのボイラーメーカの採用するところの2パス型のボイラーとくらべ排ガス温度が150〜180℃と低いのは、4パスのもつ理想的なボイラー構造を採用する結果であります。単純にみて、排ガス温度が20℃降下すると、ボイラー効率が1%上昇するということであります。 さらに当社のもっとも得意とする燃焼技術と相まって、ボイラーのガス側にはほとんど”スス”の付着は認められず、安定した変化のない運転効率が維持できます。 |
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写真は後部マンホール側からみた湿燃焼室(ウエットバック)です。 |
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